風刺を盛り込み日本の行く末を警告した小説「虚人の星」。多重人格者の政治サスペンス?島田雅彦の本はやはりイマイチだった。

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こんにちは!

池田学さんの巨大な細密画のカバーに圧倒され、手に取った本「虚人の星」、しかし、著者は島田雅彦さん…。私にとって、島田雅彦さんの本は、難解の割には、娯楽感が振り切れてなく、中途半端という評価で、あえて読む必要はない作家さんという位置づけです。(好みの問題ですよ)

ちなみに、池田学さんの絵は、細いペンで壮大な細密画を描く作家さんです。

参考)こんな画風です。

 

虚人の星

【内容】外交官から首相秘書に抜擢された新一は、七つの別人格に苦しむスパイでもあった。その新一が仕える世襲総理・松平定男は、凡庸な極右との前評判を覆し、米大統領をも黙らせる名演説で世間の度肝を抜く。しかし彼の内部にも奇妙な変化が現れて。二重スパイと暴走総理は日本の破滅を食い止められるのか?

 

本の題名は、梶原一騎の名作「巨人の星」のパロディ。二重人格者のスパイや、安倍総理ぽい総理、戦争ができる国になりつつある日本など、設定は盛沢山。著者の島田さんも政治的主張を込めて書いたと思われる本です。

 

ただし、小説に娯楽度を求めている私としては、はやりイマイチな島田さんでした。読んでいる時に、この主人公でこの設定なら、伊坂幸太郎さんだったら、こう書くだろうな…とか思ってしまったのが、そもそもの間違いの始まりでした。

 

どこの国もそうですが、政治家、国民のちょっとした判断間違いで、戦争に突入する危うさ、緊迫した状況を感じるにはいい本です。

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