日本人の働き方と世界標準との違いがわかる。橘玲「働き方2.0vs4.0 不条理な会社人生から自由になれる」

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こんにちは!

現在、日本政府が盛んに推し進めようとしている「働き方改革」。実は従来の日本的年功序列の働き方は、完全に機能不全を起こしていて、グローバル化する世界と、驚異的なテクノロジーの進化についていけず、必然的にやらなければならないことのようです。

そんな、日本人の働き方とグローバルスタンダードとの根本的違いと、未来世界で生き残る方法を提示している本を読みました。

働き方2.0vs4.0 不条理な会社人生から自由になれる

【内容】「死ぬまで現役」な人生100年時代。あなたはどう働く? 「AIが人を喰う」時、どんな仕事をゲットできる? 生き残り方をリアルに紹介!

橘さんは、最初にこの本における「働き方」を、5つで定義しています。

・働き方1.0 年功序列・終身雇用の日本的雇用慣行

・働き方2.0 成果主義に基づいたグローバルスタンダード

・働き方3.0 プロジェクト単位でスペシャリストが離合集散するシリコンバレー型

・働き方4.0 フリーエージェント(ギグエコノミー)

・働き方5.0 機械がすべての仕事を行なうユートピア/ディストピア

日本が進める「働き方改革」は、働き方1.0から、2.0への変更を進めるものですが、すでに世界の最先端の働き方は、3.0から4.0に変わりつつあり、日本は周回遅れになっているようです。結構、気づきの多い本でした。興味深かった点をいくつか挙げてみます。

◆NTTの研究開発の人材は35歳になるまでに3割がGAFAなどに引き抜かれている。   ※GAFA=Google、Apple、Facebook、Amazon

◆1990年頃のパソコンのディスク容量は20MB(メガバイト)程度。現在は、100GB(ギガバイト)が当たり前で、5000倍になっており、テクノロジーは人間の理解を超えてこれからも能力を伸ばしていく。

◆日本型雇用の最大の汚点は、正社員と非正規で「同一労働同一賃金」の原則が無視されていること。非正規は劣悪な労働条件で搾取されており、欧米では差別とされ大きな問題になるが、日本では報道する側の新聞社や出版、テレビ局の制作現場で「同一労働同一賃金」がまったく守られていないため、まともな報道ができない。

◆日本企業が海外進出するときの現地採用と本社採用の待遇格差も身分差別で、いつ国際社会から批判されてもおかしくない。

◆日本社会が今の「身分制」を放置したまま、外国人労働者の受け入れを拡大するば、非正規の下に「外国人」という新たな身分ができる。そんな国には、低スキルの移民がくるだけ。

などなど。日本は欧米から1周遅れですが、1周遅れだからこそ、これから日本で起こることは、すべて先行する形で欧米で起きており、何が起こるかわかっていれば対処も可能。日本政府ができなくても、個人としては十分対処可能とまとめています。

「はじめるのに遅すぎるということはない!」まずは行動ですね。

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